こんにちは、もんです。
わたしはスイーツ・お菓子が大好きで、旅行をすると、だいたいその土地のお菓子を買って試してみます。
中には「おいしかったからたくさんお土産に買ってきたけど、日常に戻って食べたらそこまでおいしくなかった〜」というパターンもあるあるではありますが
カフェで、次の目的地に向かうバスの中で、あるいは町歩きの休憩中…その土地の空気を感じながら食べるスイーツは、忘れられない旅の思い出になったりします。
というわけで、今日はちょっと変わったお菓子が欲しい方に向けて、旅で出会った忘れられないおもしろスイーツを5つ独断と偏見でご紹介します。
ですが、ただの独断と偏見だとちょっと乱暴なので、基準を設けました!
- 日常に戻って食べてもおいしかったもの(独断?)
- 甘い。健康度外視とします(時々いただく人生のスパイス的にどうぞ)
- 日本ではあまり見ないけど入手はできる
では行ってみましょう♪
マカオ・香港の杏仁餅

杏仁餅とありますが、アーモンドクッキーです。口が渇きます。
マカオ名物のようですが、香港や台湾でも売っているもよう。
実は旅先で食べたのではなく、知人からいただいて日本で食べて以来トリコになりました。
緑豆とアーモンド粉で作られ、ポソポソした素朴な食感。
粉っぽく口が渇くのでお茶・コーヒー等必須ですが、この素朴さにいつも1個で止めるのが難しく、3個くらい食べてしまいます。
日本で売っているところを探したのですが、これがそれに当たりますね。
乾きもの(?)がお好きな方にはオススメです。
レビューが1件で星が3つ…ちょっと寂しいです(笑)
イタリア・モディカのチョコレート

イタリアはシチリア島にあるモディカという小さな街のチョコレート。
Visit Sicilyという観光ウェブサイトにある情報によると、モディカのチョコレートはアステカ時代と同じ古い製法で作られ、40度という低い温度で処理されるので砂糖が溶けずにざらざらの食感が残っています。
初めてモディカで食べた時は、あまりにもチョコレートの概念を覆すその食感に、素直に「おいしい」とは言えませんでしたが、2度目に食べると不思議にクセになると言いますか、なんだかこのざらざら・ざくざくした素朴なのが逆にあとを引くと言いますか…
これは「”現地じゃないとおいしくない系”か?」と思ったんですが、通常のチョコレートと違ってカカオそのものの香りが引き立っているので、日常に戻って食べてもとてもおいしい。
(杏仁餅に引き続き、素朴なお菓子好き。。。?)

有名なのはAntica Dolceria Bonajutoというお店ですが、現地では他にもいろいろなお店があります。
日本ではあまり見ませんが、ネットではいろいろなところで購入できるようです。
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そろそろ食べたくなってきました…ニュージーランドでは…手に入らないだろうなぁ…(涙)
ニュージーランド(?)のパヴロヴァ
「一体誰がこんなステキなデザートを考えついたんだろう〜」と感心してしまうような完璧なデザートのパヴロヴァ♡メレンゲの上にフルーツやホイップクリームが乗ったものです。
お店によってフレーバーや洗練度が違っていて(お高めなところはオシャレなソースがかかっていたり…)それも楽しみのひとつです。
パヴロヴァの面白いところは、その発祥地で議論が分かれているところ。
わたしが初めてパヴロヴァを見たのはイギリスで、その名前からロシアのお菓子かと思っていたのですが、諸説ある中で有力?なのはニュージーランド、あるいはオーストラリア発祥だとするものです。
一応、英語世界の権威オックスフォード英語辞典がパヴロヴァはニュージーランド起源とし(その時のニュース記事はこちら)論争が決着を見たと思われた後も、「実はアメリカが起源だ」とする説が出てきて、依然熱い争いは続いています(ただしオーストラリアとニュージーランド間のみ。アメリカ人は特に気にしていないと思われ…)
パヴロヴァの名前はさておき、メレンゲがあったらそこにクリームを乗せて食べてみた人が世界各地にごっそり現れていてもおかしくないですし、ニュージーランド発祥とするのもなんだか違和感を感じてしまうわたしです。
中東・ギリシャのバクラヴァ
ニュージーランド(少なくともうちの近所)ではおいしいものが手に入らないのがバクラヴァ。あるにはあるのですが、古いのか製法が違うのか、決定的においしくありません…。
薄いパイ生地にオイル(バターだったり羊の脂だったりするようです)、ナッツ、シロップ、ハチミツと、太りそうな材料オンパレードですが、パイのサクサクとシロップのじゅわっと、ナッツの食感が混ざって至福の時を過ごせます♡
バクラヴァは中東や南欧、中央アジアにまで分布していて、起源をめぐってトルコとギリシャの間で論争になっているようです。
お菓子をめぐる争い、多し。
それはさておき。
わたしも旅の道中でたくさん食べましたが、1番思い出に残っているものはシリアで食べたもの。
とてもおいしかったので2−3キロ買って機内持ち込みで持って帰りましたが、プラスチックの箱にぎっしり詰めてもらったので、意外に形崩れしませんでした。

日本ではトルコやイラン料理店で扱っているところがありますね。楽天にもありました。
シロップで激甘ですが、甘党の方はぜひ試してみてください♪
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インドのソアンパプディ

ソアンパプディは砂糖、ひよこ豆粉、ギー、ミルク、カルダモン、ピスタチオなどでできたインドのお菓子です。
目の荒い綿飴を油っぽくして箱に入れて封をした、そんな感じなのですが(ちっともおいしくなさそうですが)
綿飴のようにふわっとはしておらず、サクサク軽い食感。
ひよこ豆粉などの粉類やギーなどの乳製品が入っているので、ただ飴のように甘いのとは違ってまろやかでミルキーな味わい、ふんわりと漂うカルダモンの香りが、もうたまらん!!のです。
バクラヴァに引き続き、激甘カロリー高い系ですが、日本でもインド食材屋さんなどに行くと手に入るのもナイスです。
ちなみに、ニュージーランドでも買えるので、現にわたしの家にも在庫がありますが、食べ出すと危険なので、パートナーのモウさんが鍵のついたところにしまってくれています。
(モウさんの許可がないと食べることができない)
ソアンパプディに似たお菓子
ソアンパプディは一番入手がしやすいという利点があるんですが、他の国にも似たお菓子があります。たとえば…
- トルコのピシュマニエ
- アラブのGhazl El-Banat(スミマセン、アラビア語の読み方がわからず)
かたまり具合がソアンパプディより柔らかいので、フワフワしていてこれもまたクセになってしまう危険なお菓子です。
まとめ
他にもたくさんおもしろおいしいお菓子はありましたが、今回は日本で入手できるものをピックアップしました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました♪
もん