ニュージーランド

ニュージーランド・コロナ警戒レベル3へロックダウン緩和

ニュージーランドでは約5週間続いた世界で最も厳しいと言われるロックダウンが解除、一部規制が緩和されました。

警戒レベルは最大の4から3へ。

40万人が職場に復帰し、レストランはマクドナルドなどのドライブスルーやデリバリー、テイカウェイが営業を許可されます。

もん

やっとフィッシュ&チップスが食べられる!

パートナーの職場ではロックダウン中、皆KFCを食べたいあまり「自宅で作るKFC風チキンの写真をあげるチャット」なるものが盛り上がっていたようです。微笑

とはいえ、「ロックダウン解除」という言い方はちょっと大げさで、基本的には「Stay home」店は「コンタクトレス(対面での接客・支払い不可)」美容院なども閉店したままです。

まだまだ日本の「自粛」よりずっと厳格が続きます。

快適な厳格ロックダウン

仕事がない今のリズムに慣れきってしまい、好きなことを勉強してみたり、この1ヶ月のロックダウンをかなり快適に過ごしてきました。

朝も平日は7時ごろには起き、海へ散歩へ行き、帰って作業、夜はたまに映画を見て、だいたい10時には寝る準備に入って…仕事がない割には規則正しく気持ちの良い生活です。

外食も無駄な買い物もしないので、出費が大幅に減ったのはかなりのメリット。

近所の人とは時々話をしますが(もちろん2メートルは距離をおいて)、みんなむしろこの生活を気に入っている様子。

(「インドア派の私でもちょっとストレスがたまってきた!」と言う友人が周りにひとりだけいたので、皆が皆楽しんでいるわけではないことはお伝えします…。)

もうひとついいのが、ハイウェイに車が走っていないこと。

毎日ラッシュアワーはひどい渋滞で、特に金曜日は街から出て海辺へ行く車で大混雑。

そんな感じだったのが、今走っているのは業務トラックのみ。

そして人がいないからか、通常は森に住んでいる鳥が庭に姿を見せるようになりました!

By Ashleigh ThompsonBellBird, CC BY 2.0, Link

本当に静かで、平和です。

元の生活に戻りたくないなー。

(それも幸いパートナーの仕事があるから言えることなんですけどね。
たくさんの事業主が「仕事を再開できるのはいつなのか」不安に思っています。)

健全で理にかなった社会

海外でもアーダーン首相の手腕が話題になっていますが、彼女のような人がリーダーになれるとは健全な社会だなーと感じますし、これからどうなるかはさておき、そういう社会にいられることを幸運に思います。

アメリカの雑誌The Atlanticが彼女を絶賛する記事を出しており「Her messages are clear, consistent, and somehow simultaneously sobering and soothing.(彼女のメッセージは明確で一貫しており、同時にどこかハッとさせられ、心が和む。)」とありましたが、いや、本当にその通りなんですよ。

説教臭くなく、国民に寄り添い話をするので、共感力が強い。Colmar Bruntonというマーケットリサーチの会社の調査によると、88%のニュージーランド人が政府の今後のコロナ対策を信頼しており、84%がこれまでのコロナ対策を評価しているそうですが、納得です。

(ちなみに日本はそれぞれ38%、35%でG7中最下位)

安倍さんの緊急事態宣言の時のスピーチは、言い回しがくどく官僚くさくて、目新しい情報も特になく、途中で見る気が失せてしまいましたが、アーダーン首相のスピーチは最後まで引き込まれてしまいました。

おそらく首相の言葉に気持ちがこもっていたからではないでしょうか。

相手の注意を喚起するには、話の内容も大切ですが、実はそれ以上に「どれだけ本気か」「どれだけ言葉に生命力をこめているか」に依存するところが大きいのです。

脳を活かす仕事術/茂木健一郎

とはいえ、先のColmar Bruntonの調査によると、コロナ禍で収入が下がった人もしくはこれから下がると思われる人の合計は約8割と、かなり高いです。ロックダウンが厳格だったからでしょうか。

それでも9割のニュージーランド人がこれからの政府の対応に信頼を置いているのがすごいですね。

今日から75%のビジネスが復活しましたが、これから失業率はいっそう厳しくなりそうです。

世界で一丸となって乗り越えられたら1番いいけれど…。

ロックダウン中にやることが多すぎて…

多くの人が職場に戻った後も、25%の人は自宅待機。

私もその一人ですが、なぜかやることが多すぎて時間がありません!

毎日あっという間に夜になっていて…これで仕事が来てしまったら困る!というくらいです(笑)

不安もなくはありませんが、あることに感謝しつつ、自分がするべきことに注力ですね。

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