マカオのお土産の定番といえば、アーモンドクッキー!
ポソポソというかポロポロというか、落雁のような素朴な食感がユニークで、実は以前の記事で世界のスイーツ5選の一つに独断で選びました。
有名なのは鉅記餅家のもの。

以前は中華圏の友人に頼んで買ってきてもらっていたんですが、最近は海外旅行もままならない状況(泣)
現在はAmazonや楽天などでも売っていないようで、日本に売っていないものが、ここニュージーランドにあるはずもなく。
というわけで、作ってみることにしました。
マカオ風アーモンドクッキーは、マカオ気分を味わいたい方、小麦粉を使わないクッキーを作りたい方などなどにもオススメです!
今日の記事では、カリフォルニアのレシピサイトから、マカオ風アーモンドクッキーの簡単な作り方をご紹介します。
この記事でわかること
- マカオ風アーモンドクッキーの作り方
- 使われているレシピの英語表現
レシピサイト紹介

今日ご紹介するレシピは、カリフォルニアのCynthiaさんのウェブサイトTwo Red Bowlsから拝借しています。
200以上もあるレシピ一覧のページではタイプ別、季節別、グルテンフリーやビーガンなど、希望に応じてレシピを選択できるようになっています。
写真もとってもキレイですねー。
いくつか試したアーモンドクッキーのレシピの中で1番おいしかったので、今回ご紹介させていただきました。m(_ _)m
マカオ風アーモンドクッキーの作り方
材料
- 1 cup (150 g) mung bean flour
緑豆粉 150g
- ½ cup (50 g) almond meal
アーモンド粉 50g
- 1 cup (125 g) powdered sugar
粉砂糖 125g
- 2 tablespoons non-fat dry milk powder (optional, omit to make it vegan)
スキムミルク 大さじ2(入れなくても可)
- 1 tablespoon cornstarch (optional, or sweet potato starch, to make it grain-free)
コーンスターチ 大さじ1(入れなくても可)
- ⅛ teaspoon salt
塩 小さじ 1/8
- 6 tablespoons (75 g) melted coconut oil
溶かしたココナッツオイル 75g
- 1 tablespoon peanut butter
ピーナツバター 大さじ1
- ¼ teaspoon almond extract
アーモンドエッセンス 小さじ 1/4
- ¼ cup sliced almonds (about 24 sliced almonds)
アーモンドスライス 24個程度
緑豆粉ってあまり見慣れませんが、こちらですね。
ここニュージーランドでは、アジア系スーパーに行かないとないなぁ。
オイルについては、本来アーモンドクッキーにはラードを使用しますが、Cynthiaさんは簡単に入手できるココナッツオイルで代用したとのこと。
ショートニングを使うレシピもあるので、常温で固形のオイルなら好みで使って良さそうです。
また、粉砂糖125gは、日本の方にはちょっと甘く感じるかも。100gでも行けました。
使う道具
本来、マカオのアーモンドクッキーでは、かわいらしい月餅の型を使いますが、入手も困難ですし、使うのも難儀のようです。
一応楽天などではきれいな型が売っているようですが、型からきれいに取り出すのは大変だそうで。
うまくできたらすごくきれいだろうなぁ〜と思いつつ、きっと毎回あの細かい溝のところをようじで掃除しないといけないんだろうなぁ…と思うと確かに躊躇しちゃいます。
Cynthiaさんのオススメに従い、初心者の私が使ったのはこんな小さなカップケーキ型。写真は12個用ですが、24個用がご紹介の分量にはぴったりです!
作り方
- オーブンを135°Cに温めます。
- ボウルに緑豆粉、粉砂糖、アーモンド粉、スキムミルク、コーンスターチ、塩を入れ、よく混ぜ合わせます。溶かしたココナッツオイル、ピーナッツバターを入れ、ペーストリーカッターあるいは指で、均一にぽろぽろした感触になるまでよく混ぜます。(感触としては、生地は乾いていてぽろぽろしていますが、ぎゅっと握ると固まりになるはず)
- マフィン型に軽くオイルを塗り粉をふりかけ(緑豆粉でも小麦粉でも)、アーモンドを中に入れます。その後、大さじ1〜2の生地を型にぎゅっと押し詰めます。
- オーブンに入れ15分焼きます。完全に冷ましたら型をベーキングシートの上にひっくり返してたたき、クッキーを取り出します。

ホロホロというかボロボロになりましたが、味はおいしかったです♪
海外レシピの英語

海外のレシピサイトには、マカオクッキーのように、日本語ではレシピがなかなかない料理もあります。
英語だといろいろな国のレシピが入手可能なので(本当はその国の言語がわかれば1番ですけどねー)、楽しみが広がります。
レシピブログは前置きが長くなりがちですが、レシピ部分自体は短く簡単な英語がで書かれていることが多いです。
でも、分量や温度の単位が日本と違ったり、ちょっとした単語がわからなかったりもしますよね。
本日使ったレシピのおさらいで、英語や英語ならではの注意点を上げてみます。
温度を°Fから°Cへ変換
レシピ原文では “Preheat oven to 275 degrees” とあります。「オーブンを275度に予熱する」という意味です。
ベーキングをよくする人ならば「えっ高すぎない?」という勘が働きますが、そうでない人はうっかり275°Cに設定しちゃいますね。
海外レシピと一括りで言っても、アメリカでは°F(ファーレンハイト)、それ以外の英語圏では日本同様°C(セルシウス)を使うので、悲劇を起こさぬよう注意が必要です。
通常はレシピに°F(ファーレンハイト)か°C(セルシウス)か明記してあるか、両方とも書かれていることがほとんどなんですが…
今回のように書かれていない場合は、はじめから°F(ファーレンハイト)と疑ってかかります^^
より確かにしたい場合はその証拠(レシピ作成者の自己紹介でアメリカの人かどうか)を見つけます。
Cynthiaさんは自己紹介欄にカリフォルニア在住とあったので「ファーレンハイトなんだな」とわかります。ややこしいです(笑)
最終的に、ファーレンハイトだったら、Googleかsiriかに「ファーレンハイト○○度をセルシウスに変換して」と聞けば教えてくれます。
今回のレシピは275°Cではなく、135°Cです^^
カップはグラムやミリリットルに変換
海外レシピを使う際、カップ(cup)が曲者です。
アメリカと日本でカップの容量が違うからです。
1カップ(アメリカ)= 約237ml
1カップ(日本)= 200ml
Cynthiaさんのレシピではグラム表記があるので、この時点でカップ表記は無視(笑)。グラムだけを見つめます。
その他、あまり多くはなさそうですが、オンス(oz)もたまに見かけます。
これも見かけたらさっさとGoogleで変換しましょう。
アメリカには素敵なレシピが多いので、メトリックを使ってくれればすごく助かるんですけどね〜
このグラム表記(metric)とカップやオンスなどの表記(imperial)の切替スイッチのあるサイトもあります。
teaspoonは小さじ、tablespoonは大さじ
teaspoon(略してtsp)はいわゆる「小さじ」
tablespoon(略してtbsp)は「大さじ」
Cynthiaさんのレシピには略さずに書かれていたので、わかりやすかったですね♪
よく使われるレシピ英語
whisk together the mung bean flour, powdered sugar, almond meal, milk powder, cornstarch, and salt until well-combined.
whiskは泡立て器のことですが、泡を立てるわけではなく、粉類をよく混ぜる場合にも使いますね。
The final mixture should be dry and crumbly
crumbleは「砕ける」の意味。crumblyは「砕けやすい」「ぼろぼろとした」というような意味です。
grease and flour a miniature cupcake tin.
greaseは「油をしく」flourは「粉をまぶす」という動詞ですね。これもよく見るような。
まとめ マカオ風アーモンドクッキー
大好きなマカオ風アーモンドクッキーが入手できないので、作ってみました。
鉅記餅家と同じ味ではないけれど、ホロホロしたかなり近い食感が味わえます。
ぜひ試してみてくださいね。
そして、Cynthiaさん、レシピをありがとうございました♪