最近、外出もできませんし、状況からイライラしたり気がふさいでしまったりすることがあります。
特に、ここニュージーランドでは4月12日現在レストランはもちろん、テイクアウェイ(持ち帰り)やデリバリーのレストランも営業していない徹底ぶり。
そんな時は、感謝できることを探してみたり、日々のルーティーンをいつも以上に丁寧に粛々と行うことで心の落ち着きを取り戻しています。
(感謝することのメリットについては危機や逆境に強くなる方法【感謝する】をご覧ください)
そうして落ち着きを取り戻したら、だいたい早めにベッドに入りますが、ちょっとゆっくりと夜を過ごしたい時はお茶を用意して映画を見ます。
というわけで、ちょっと元気になれたり、温かい気持ちになれたり、リフレッシュできたり「気がふさいだ時にオススメの映画」を独断と偏見でご紹介します。
コンテンツ
オー・ブラザー! O Brother, Where Art Thou?
2000年公開、コーエン兄弟制作、ジョージ・クリーニー主演のコメディドラマです。
1937年、大恐慌時代のアメリカ・ミシシッピが舞台。3人の脱獄犯がお宝を求めて行先でいろんな人・事件に遭遇します。
暗い時代設定、銃や暴力が多い、などのトリガーポイントはあるんですが、おバカでありえない笑ってしまう展開が多すぎて、冷や冷やさせるようなエピソードもどこか安心して(?)見ていられます。
そして音楽が素敵!悲しい時、つらい時…サウンドトラックだけでも気分がちょっと晴れやかになります。
おバカ度:
音楽:
グランド・ブダペスト・ホテル Grand Budapest Hotel
2014年公開、ウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演のコメディです。
1932年、ヨーロッパにある架空の国が舞台。高級ホテルのコンシェルジュの話とあって、昔の豪華なヨーロッパの情緒がたっぷり。旅好きとしては、たまらない点のひとつです。
色使いや動き、お菓子というモチーフがポップで、この独特の世界観は中毒になってしまいます。
殺人や戦争などの暗い設定はあって、それは大きなテーマではあるんですが、主人公とその周りの人間模様にほっこり温かい気持ちに。
ほっこり度:
異国感:
座頭市 Zatoichi
北野武監督の方ですね。2003年公開の時代劇です。
エグい殺しのシーンが多いのでダメな方には決してオススメしませんが、ミュージカル的要素があって音楽やリズム、ダンスが楽しくて、笑いも多いので、見ていて明るい気持ちになります。
時代劇もミュージカルも苦手なんですが、この映画は別格。
リズム度:
ほっこり度:(ほっこりもするが殺陣も多いので)
ビッグ・リボウスキ Big Lebowski
1998年、コーエン兄弟監督のコメディ。カルト的人気があルようです。
同姓同名の大富豪と間違われて暴漢に襲われた男の話。
これといった話の展開はないんですが(というより、ありえないバカバカしい展開のオンパレード?)じわっと可笑しい。癒し要素もありませんが、展開がのんびりしているせいか、どこかほっこりもするような。。
おバカ度:
ほっこり度:
ストレート・ストーリー Straight Story
1999年デビッド・リンチ監督の実話に基づいたロードムービー。
ケンカしてずっと会っていなかった老いた兄が病気で倒れたと聞き、会いに行くため長い旅に出る老人の話です。
見るたびにうっかり泣いてしまう映画(だけど笑ってしまうところも)。
トラブルや人の優しさに触れられる一人旅感が満載です。
そして、暴力がないのでどなたにもオススメです。
ほっこり度:
一人旅度:
まとめ
外からの刺激が少ない今、1本見るだけでさらに別世界に行けたり、ポジティブな気分になれたり、さらには自分を見つめ直すきっかけをくれたりもする映画は大好きです。
でも、気がふさいでいる時は、選ぶ映画を間違うと命取りになりえます。
(ある日、気分を上げるつもりでコメディを選んだところ、ホラー映画のパロディでビジュアルが強烈にホラーだったので、その夜、その強烈なキャラクターに襲われる夢にうなされました(笑))
今回わたしも最近見た5つの映画を選びましたが、一応基準がありまして…
- 異世界・異時代…旅行をしているような気分になれます!(ビッグ・リボウスキはちょっと違うかな…)
- おバカ…もともとおバカな物が好きなので、この時期は特に!
- ほのぼの、ほっこり…おバカなだけでも疲れてしまいそうなこの時期。ちょっと温かみも欲しいところ。
おうちでの長い夜にいかがでしょうˆˆ