ニュージーランド

コロナウイルス対策でNZも自己隔離に

こんにちは。もんです。

コロナウイルスに関して、情報が日々更新されています。

先週末、アーダーン首相が4つの警戒レベルを導入しました。

どんな時に何をすればいいのか、一般の人にもわかりやすく説明されているのでご紹介しようと思っていたのですが、そうこうしているうちにアーダーン首相より新たな発表があり、25日深夜より4週間自主隔離に入ることが決まりました。

ニュージーランド全域が対象です。

昨日の時点で感染者数は102人と少ないですが、イタリアも以前はこの程度であったことなどを踏まえて、早急な大胆な方策に踏み切ったとのこと。

会いたい人に会えなくなったり、働けなくなったり(←わたし)個人的にも社会的にもかなりの痛みを伴いますが、better than sorry(後悔先に立たず)ですね。

4つの警戒レベルとは

警戒レベルは4つに分かれており、数字が進むにつれより深刻になります。(4=深刻、1=穏やか)

自分たちが今どのレベルのリスクにさらされているのか、対処するために何をすればいいのかまとめられています。

政府サイトより拝借

 

ざっくりいうとこんな感じです。

レベル リスクアセスメント 方策
レベル4

感染が抑えられていない模様

長期にわたる集中的な感染や、急激な増加が見られる状態 外出は避ける、学校は閉鎖、必要不可欠なサービス以外のビジネスは閉鎖、移動は大幅に制限、など
レベル3

感染が抑えられていないリスクが高い

市中感染、または、複数のクラスター感染がある状態

感染のあった地域内の移動の制限、感染のあった学校の閉鎖、集会のキャンセル、公共施設の閉鎖、自宅勤務などの必須化、対面での初期診療をしない、などなど

レベル2

感染は抑えられているが市中感染のリスクが高まっている

海外感染のリスク、海外感染の増加、家族内感染の増加、単独のクラスター感染がある状態

国境対策の最大化、集会の更なる制限、交通機関で距離を取る、不要な国内旅行の制限、自宅勤務など導入、事業継続計画発動、高リスクの人は自宅にいることなど

レベル1

感染は抑えられている

海外感染のリスクが高待っている、海外で感染したケースやそこから家族へ感染するケースが出てくる状態

    入境管理、接触経路の確認、人と距離を取る、500人以上の集会のキャンセル、具合が悪い場合は自宅にいる、風邪のような症状がある場合は報告する、手を洗い乾かす、咳は肘に、顔に触らない

この警戒レベルが導入された時点ですでにレベル2だったニュージーランド。

翌日からニュースでは「レベル2どころかレベル4だ」といった論調もあったので、昨日の首相の記者会見ではどんな発表があるかと思っていましたが、発表では「現在レベル3。48時間以内にレベル4に引き上げる」とのこと。

つまり「本当はレベル4で自主隔離をして欲しいけど、いきなりなのも何なので、レベル3の期間を設けます〜(その間に自主隔離の準備をしてください〜)」ということのようです。

メディアでは”lockdown”(封鎖)という表現もしています。

わかりやすい指示内容(これからこうなる)

首相のスピーチを聞いて驚いたのは、非常に明快でわかりやすいかったこと!

始めは険しい顔つきでしたが、次第に笑顔で国民を説得。

この難しい課題を国民ひとりひとりの「自分ごと」にすることに成功していると思いました。

内容としてはこんな感じです。

  • essential services(生活に必要なサービス – スーパーやガソリンスタンド、クリニックや薬局、銀行や郵便局)は営業を続けそれらを利用するための外出はOK
  • essential servicesに携わる人以外は25日の深夜より自宅にいること
  • 学校や大学は24日より閉鎖
  • non-essentialなサービスは停止(レストラン、図書館、ジムなどなど)
  • 食料はたくさんあるのでパニック買いの必要は一切ない(言葉を変え再三繰り返していましたね)
  • 散歩へ行ったりエクササイズしたりするのはOK、ただし自主隔離を一緒にしている人以外とは交わらずソーシャルディスタンスを保つこと
  • 非常な不便を強いる方策ではあるけれども、こうすることで何千人もの命を救うことができること

 

ここでちょっとした脅しのテクニック(?)も入り、自主隔離を守らない人がいると感染を増やしてしまい自主隔離の期間が長引くことにもなりうるから、ここで皆が自主隔離し期間を短く済ませようと言っています。

最後のメッセージは”Be kind”(人に優しく)でした。

隣人に声をかけたり、連絡網を作ったり、人を頼ることをして、一緒に危機を乗り越えよう、そのためにBe strong and be kind、と。

どんな影響が?

先日鉄道会社がキャッシュの取り扱いをやめたことをお伝えしましたが、今後essentialサービスに従事する人以外は公共交通機関を使わなくなるので、休日ダイヤのみになってしまいました。

わたしも仕事の面接がキャンセルになり(これは先週あたりから厳しいと思っていましたが)、出かける用事がなくなったので、家でできることをしています。ブログを書くとか…笑

パートナーのモウさんは先週からすでに自宅勤務をしていますが、幸い職はあります。

今回ほとんどすべての事業が影響を受けることになりますが、政府の補助金が出ます。

これは以前から報道されていましたが、金額がほぼ2倍になるとか。詳細は後ほど出てくるようです。

家賃の値上げは禁止されます。

動物病院はessentialサービスとの確認が取れ営業は継続(うちには猫がいるのでよかった〜

おわりに

会いたい人に会えなかったり(おじいちゃんおばあちゃんが孫に会えないなど)、仕事を失ったり、旅行が中止になったり、、、男であろうが女であろうが、世界のどこに住んでいようが、お金持ちであろうがなかろうが、皆がかなりの影響を受けている…そんなのって戦争くらいしか思いつきません。

でも戦争では敵国がいるけれど、ここでは皆が同盟国。

じゃあコロナウイルスが敵なのかというと、それにも違和感を覚えます。

しばらく寂しい時間になりますが、電話やSNS、メールなどで会いたい人にコンタクトを取ったりしています。

今日はふたりに連絡を取ってみようかなと思っています。

今を丁寧に。こんな時なので考えさせられます。